映画「IT-イット-」(前半)のネタバレと感想
ピエロ恐怖症も納得
概要
原題:IT
監督:トミー・リー・ウォーレス
原作:スティーヴン・キング,「IT」
時間:約180分(前編90分/後編90分)
ネタバレ
後半のネタバレは↓になります。
ある家の庭で少女がピエロに殺されてしまう。
メーン州デリー周辺では続けて6人の子供が失踪か死亡しているという。
図書館員のマイク・ハンロンは現場でジョージーと言う少年の捜索チラシを発見し、イギリスに住むビルに電話をした。
その内容は「あいつ(IT)が出た」と言う物であった。
ここから幼少期の回想が始まります。
ジョージーが兄のビルに「魔法の石の話」をしてとねだっていた。
ビルは話をするのを断るが変わりに、新聞紙で作られた船を渡した。
ジョージーは一人、船を持って外に遊びに行く。
路肩に出来た水流に船を乗せて遊んでいると、船が用水路の中に入ってしまった。
諦めて帰ろうとするジョージーだが用水路の中から、名前を呼ばれ覗き込むとそこにはピエロが居た。
ピエロは風船を渡そうとするが、ジョージーは知らない人から物を貰ってはいけないと父親に言われていると言い拒否する。
ピエロは「おれは踊る道化師ペニーワイズさ」と名乗り、これで知り合いに成ったと言う。
ピエロは船を見せ、手を伸ばして取るように言う。
ジョージーが手を伸ばすとピエロは手を掴み襲い掛かった。
ジョージーの葬儀が執り行われた。
ビルがジョージーのアルバムを見ていると写真のジョージーがウィンクをした。
それに驚きアルバムを投げ出すが、アルバムが独りでにジョージーの写真のページを開き、写真の周りから血が滲み出てきた。
ビルの悲鳴を聞き両親がやってくるが二人には血が見えていないようだった。
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ビルは「思い出した」と言ってマイクの元へ向かった。
ニューヨークで建築家として暮らしているベンハンスコム。
彼の元にもマイクから電話が来た。
ここから幼少期の回想が始まります。
デリーに引っ越してきたベン。
学校の教員は言うには待ちは今とても危険なので7時以降外出しないようにと事。
下校中、同じクラスの不良に襲われるベン。
不意を付いて逃げ出し排水路に隠れ難を逃れた。
川でダムを作っていた、ベン、エディーと親しくなる。
家に戻るが、いざこざを起こし家を飛び出して、昼間に遊んだ川に向かった。
そこで、自分の名前を呼ぶ声がした。
声の元に行くと朝鮮戦争で戦死したはずの父親の姿があった。
しかし、姿がどんどんとピエロになって行き、姿を消した。
その瞬間池から藻に覆われた骸骨が現れ、足を掴もうとした。
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ベンは「やめろ」と呟いた。
イリノイ州シカゴにあるベヴァリー服飾でデザイナーをしているベヴァリー・マーシュの元にメーン州から電話が掛かってくるが日本人との商談があるので後で掛け直す事にした。
その夜、電話を受けマイクの元へ。
ここから幼少期の回想が始まります。
ベンからラブレターを受け取ったベヴァリーだが、その手紙を父親に見られ「もう男に色目を使っているのか」と手紙を破れれてしまう。
家から飛び出し、泣いているヘヴァリーに声をかけるベン。
ベンいつもの川で彼女にエディー、ビルを紹介する。
そこにリッチー・トージア、スタン・ユリスの二人が現れ、6人でダムを作ることに。
夜、洗面台で髪を解かしていると、どこからか助けを求める声が聞こえた。
どうやら洗面台の排水溝から聞こえているようだ。
誰か尋ねると、道化師にさらわれて死んだ子供が浮かんでいる、名前はヴィッキー、マチュー。
排水溝から赤い風船が膨らんできて、破裂し周囲に血を撒き散らした。
急いで父親を呼び血まみれの洗面台を見せるが、父親には見えていないようだ。
排水溝から「お前は逆らえば死んでしまう」という声が。
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ニューヨークのグレート・ネックに母親と住んでいるエディー。
電話を受けたようでデリーに向かっていた。
ここから幼少期の回想が始まります。
友人と映画を見に来ているエディー、内容は狼男が出てくるホラー映画のようだ。
映画の最中にポップコーンの入った容器を倒してしまい、前の客にかかってしまった。
その客は運悪く以前ベンを襲った不良たちだった。
急いで映画館から逃げ出す6人。
以前ベンが父に扮したピエロを見た池に着くとベンは向こう岸を凝視していた。
体育のあと、母からの言いつけでシャワーを浴びなかったが、教師にバレて浴びることに。
一人でシャワーを浴びていると、急に使っていないシャワーからも水が出てきた。
すると排水溝からピエロが出てきた。
ピエロは「夢で会おう」「友達も連れておいで」と言った。
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カリフォルニアでコメディアンをしているリッチーの元へマイクから電話が掛かってきた。
狼男に襲われる幼少期の自分の幻覚を見てトイレで吐くリッチー
ここから幼少期の回想が始まります。
ビルの作った物語を聞いたり、将来の夢を語り合う6人。
ビルが以前ジョージーの部屋であった事を話そうとすると、ネル巡査が現れダムについて注意し始めた。
注意が終わるとヴェルマと言う子供が殺されたと告げ一人で川に来るなと言った。
学食を汚してしまい、モップを一人で取りに行くこととなったリッチ。
用務員室に行くが人が居らず、探しているとボイラー室で物音がする。
行くと、そこには狼男が居り、襲い掛かってきた。
何とか振り切り、振り返るとそこにはピエロがいた。
急いで食堂に戻り、地下室に狼男ふが居たというが、他の生徒に笑われた
現在に戻る。
マイクがあの夏無事に過ごせたのは幸運以外の何物でもない、今回もそうであって欲しいと願っていた。
ここから幼少期の回想が始まります。
学校の帰り道いつもの不良に襲われるマイク。
隙を見つけ逃げ出すマイク。
いつもの6人が工事現場の資材置き場?で、今まで起こったピエロについて話していた。
助けを求めるマイク、彼は逃げずに戦うことを選んだ。
不良たちの撃退に成功する7人。
マックも彼らの仲間になることに。
マックの祖父が残した町の歴史の資料の中にピエロについての記述がった。
それによると200年前には存在したことに。
突然ジョージーの部屋で起こったように資料が独りでに古い写真ページを開き写真が動き始めた。
写真の奥からピエロが走ってきて、写真がカラーになると「必ず殺してやる」と語り始めた。
ピエロが手を伸ばすと写真から手が出てきた。
アルバムを閉じ、投げ飛ばすと、ピエロが出てくることは無かった。
写真を見るとそこにピエロは居なかった。
7人は協力してピエロを倒すことに。
現在に戻る。
マックは泥の足跡が部屋にあるのに気づく。
隣には黄色い風船が置かれており、突然破裂した。
ジョージア州アトランタで妻と暮らす、スタン・ユリス。
マイクから電話が来るが彼は行くか迷い、風呂に入ることにした。
ここから幼少期の回想が始まります。
川でパチンコの練習する7人。
ベヴァリーにはパチンコの才能が有ると発覚する。
石のパチンコでは勝て無いと言うスタンとベヴァリーだが、リッチーが純銀ピアスを持ってきていた。
全員でエディーの喘息の吸入器を使い団結を高める7人。
ピエロがいると思われる下水道の建物に入る7人、それを見ている不良たち。
7人を脅かそうと不良たちは別行動を取ることに。
一人になった不良がピエロに襲われ死亡する。
ピエロを探して下水道を進む7人。
最後尾のスタンが不良に捕まる。
不良たちはスタンを殺そうとするが、ピエロが現れ不良の一人を連れ去った。
残された不良も髪の毛が真っ白になってしまった。
6人と合流したがピエロに襲われ気を失ってしまう。
気が付くと霧が立ち込めていた。
ピエロはスタンに襲い掛かるがベヴァリーの銀のパチンコを頭部に受け排水溝に入っていった。
外に出た7人はピエロがもし生きていたらまた集まると約束をした。
現在に戻る。
スタンの妻が風呂場の行くと、自殺したと思われるスタンの死体があった。
壁には血で”IT”と書かれていた。
後半のネタバレは↓になります。
感想
前半(幼少期)のみの感想になります。
かなり古い作品ですが面白かったです。
ペニーワイズが出てくるシーンは時代を感じる特殊効果でしたが、特に違和感を感じたりはしませんでした。
不良に団結して立ち向かったり、親との問題等、幼少期の青春してるシーンがとても良く描かれていて、ホラーシーンが際立っていました。