映画「呪女(のろいおんな)」のネタバレと感想
”血まみれメアリー”×3
概要
原題:Bloody Mary
監督:チャーリーヴォーン
主演:ヴェロニカ・リッチ、ロン・ジェレミー、アレナ・サヴォスティコワ、ジャノン・ボボ、ベア・バドー
制作年:2013年
時間:約80分
あらすじ
1904年ロサンゼルス
メアリー・ワースは伝道師の夫がいる身でありながら女性と不貞を働いていた。
ある日、夫が家に帰ると、どこからともなく悩ましい声が・・・
彼は声のする部屋に向かい、浮気の現場を目撃してしまう。
激高した彼はナイフで浮気相手を刺し殺し、メアリーを問い詰めた。
妊娠していると言うメアリーを無視して彼は、殺してしまう。
メアリーは死の間際に「呪ってやる」と言い残した。
時を経てメアリーが現代に蘇った!
ネタバレ
マット・エリアスと言うロックスターが非公開でミュージックビデオを撮影していた。
そこに二人のファンの女性がスタジオに侵入した。
しかし、撮影が始まっていないのかマットの姿は無く、することが無い二人は「メアリーの呪」を始める。
~「メアリーの呪」の仕方~
①暗闇で鏡の前で目を閉じる
②”血まみれメアリー(Bloody Mary)”と三回唱える
③目を開けるとメアリーが隣に映る
④恐れなければメアリーが未来を教えてくれる
⑤もし恐れると殺されてしまう
度胸試しのつもりで儀式を行ったが、本当にメアリーが現れた。
二人は突如現れたメアリーを見て悲鳴を挙げてしまいメアリーに殺されてしまった。
ミュージックビデオを撮影する為にマットとスタッフが撮影所到着した。
マットが控え室に向かうと後ろからワンピースを着たメアリーが現れ、ファンだと伝え姿を消した。
先ほどとは別の服を着たメアリーが監督の前に現れ、ビデオに出演したいと言い、了承する監督。
撮影が開始されたが、スタジオ停電してしまった。
すぐに復旧したが、停電の間にメアリーは撮影ブースから姿を消し、建物オーナーを締殺した。
次にメアリーはまた別の服装でマットのマネージャの前に現れた。
メアリーはマネージャーにマットの持つネックレスを手に入れることができたら願いをかなえると言い姿を消した。
監督はマットを説得しネックレスを外させ、預かることに成功した。
オーナーを探していたカメラマンは無残な姿のオーナーを発見するが、メアリーに刺殺されてしまう。
メアリーが再びマネージャーの前に現れ、風呂場に来るように言う。
マネージャーは助手を連れ風呂場に向い「メアリーの呪」を行う。
するとメアリーが現れ助手を殺すが、マネージャーは逃げられてしまう。
逃げ出したマネージャーは何食わぬ顔で撮影ブースに戻った。
マネージャーの前にメアリーが現れ、ネックレスを取ろうとするが、まだ願いが叶っていないので渡すのを拒否した。
その後メアリーは、マットの彼女、撮影所の警備員を連続で刺殺した。
撮影陣も異変に気づくが、そこにメアリーが現れたので、控え室に逃げ込んだ。
しかし、控え室には姿見が有り、そこからメアリが現れてしまった。
マットはネックレスを鏡の中に投げ込み、メアリーが鏡の中に取りに行っている隙に鏡を破壊し、メアリーを倒した。
メアリーは倒したがマットはメアリーとの戦いで重症をおっていたために死んでしまった。
感想
都市伝説(降霊術)を試したら本当に怪物が現れちゃった、な映画でした。
確か「ビートルジュース」でも三回唱えれば出現するって設定が有ったけど、海外では良く有るネタなんでしょうか?
内容としては良く有る感じでしたが、映像等はちょっと微妙な点が多かったです。
微妙な点
煙のエフェクトが雑に付けられていて違和感が凄かった。
具体的にはエフェクトの切れ目と言うか、下がスパッと直線になっている点。
キャプチャーじゃ分かりにくいかもしれませんが、動いていたら物凄い違和感があります。
スペランカー並みに耐久力が無い。
包丁で一刺しするだけで死ぬ人が何人かいた。
マットも脇腹を一回刺されただけで死んでいった。
メアリーがネックレスを求める理由や、メアリーの旦那の子孫であるマットの事とかあまり説明が無かったので、もう少し掘り下げて欲しかった。
よかった点
女優のスタイルが良い。
ポルノスターを起用しているらしくメアリーがセクシー面で優遇?されてました。
メアリーの衣装が変わる
他にも色々、過激なので画像で紹介できない衣装でも登場します。
総括
文句なしの低予算なB級映画でした。
深く考えないで、セクシーなメアリーを見るだけなら面白いんじゃないかな。